新NISAを始めたのに資産が増えない理由|積立投資は最初が一番苦しい

資産が増えない|積立投資は最初が一番苦しい

積立投資を始めると
「全然増えない」
「むしろマイナスなんだけど…」
と不安になる人は少なくありません。

積立投資は「始めてすぐ増える仕組み」ではありません。
特に最初の数年は、増えないマイナスになるのが普通です。

ですが、資産形成には「最初ほど苦しく、後半ほど加速しやすい」という特徴があります。

この記事では、投資を始めたのに資産が増えないと感じる理由と、新NISA積立投資の基本的な仕組みについて分かりやすく解説します。

目次

新NISAを始めたのに資産が増えないと感じる理由

新NISAを始めたのに、評価額がマイナスになると不安に感じますよね。

投資は常に右肩上がりで増えるわけではありません。

SNSでは
「◯年で◯百万円増えた」
「資産形成が加速した」
といった投稿も多く、自分だけ成果が出ていないように感じやすくなります。

ですが、積立投資は短期間で結果を見るものではありません。
特に最初の数年は、元本がまだ小さいため、大きな利益も出にくい時期です。

たとえば100万円を年利5%で運用できた場合、増える金額は年間5万円程度です。
さらに相場下落が重なれば、一時的にマイナスになることもあります。

新NISA積立投資の基本的な仕組み

実際に、「資産0円から100万円」までにかかる期間と「1,000万円から1,100万円」になるまでの期間を見てみましょう。

年によって大きく上下しますが
ここでは全世界株の長期平均リターンを参考に年利5%で試算しています。

積立額0円→100万円1,000万円→1,100万円
月1万7年1年7ヶ月
月3万2年8ヶ月1年2ヶ月
月5万1年8ヶ月11ヶ月
月10万10ヶ月7ヶ月
月20万5ヶ月5ヶ月
月30万4ヶ月3ヶ月

毎月積立額が1万円の場合、資産0円から100万円になるまで7年かかります。
一方、1,000万円から1,100万円までは、1年7ヶ月と約5年短くなります。

これは、元本が増えるほど、「お金が働く力」が強くなるからです。

最初の100万円を作るまでは時間がかかります。
ですが、資産が増えるほど「お金が働いて増える力」も強くなっていきます。

「まずは1,000万円をがんばって貯めろ!」と言われるのは、この「増加スピードの変化」を実感しやすくなるからです。

逆に月30万円積立てられる方は、0円からでも1,000万円からでもほぼ同じ3〜4ヶ月で達成してしまいます。
これは「入金力」が圧倒的に強いからです。

資産形成の初期は、「投資テクニック」よりも、「どれだけ入金できるか」の影響が大きい時期でもあります。


毎月いくら投資にお金を回せるかにもよりますが、投資を始めてから3年〜5年は評価額の増減を気にしすぎないことも大切です。

まずは積立設定を自動化しましょう。
日々の値動きを気にしすぎず、淡々と積み立てを続ける仕組みづくりが大切です。

不安になったときにやってはいけないこと

投資をしていると、必ずと言っていいほど「不安になる時期」が来ます。

暴落がきて、SNSで悲観的な情報が増えたりすると
「このまま積立を続けて大丈夫なのか…」
と感じるのは自然なことです。

ですが、その不安なタイミングで感情的に動いてしまうと、資産形成がうまくいかなくなるケースも少なくありません。

特にやってしまいがちなのが

  • 積立を止めてしまう
  • 含み損に耐えられず売却する
  • SNSの情報で投資先をコロコロ変える
  • 短期間で結果を求めすぎる

といった行動です。
中でも多いのが、「下がったタイミングでやめてしまう」ことです。

積立投資は、価格が下がったときにも買い続けることで、平均購入単価を下げられる仕組みです。
ですが、不安になって積立停止や売却をしてしまうと、その後の回復局面で資産を増やすチャンスを逃しやすくなります。

また、SNSやYouTubeを見すぎるのも注意です。
暴落時ほど
「もう株は終わり」
「今は危険」
といった強い言葉が増えます。

逆に上昇相場では、
「今すぐ投資しないと乗り遅れる」
という空気になりがちです。

ですが、感情が大きく動いているときほど、冷静な判断は難しくなります。

積立投資で大切なのは、「常に正しい判断を当て続けること」ではありません。
むしろ
「大きく失敗しないこと」
「途中で退場しないこと」
のほうが重要です。

完璧なタイミングを狙うより、積立を仕組み化して、淡々と続けることのほうが大切です。
結局、長期投資で一番強いのは、「不安な時期を乗り越えて続けられた人」だったりします。

積立投資では、始めて数年マイナスなのは珍しくないので、長期でコツコツ運用していきましょう。

まとめ

積立投資では、最初の数年は資産が増えにくく、不安になることも珍しくありません。

ですが、積立投資は「短期間で一気に増やすもの」ではありません。
最初は増えにくくても、続けることで少しずつ「お金が働く力」が大きくなっていきます。

だからこそ大切なのは

  • 積立を止めないこと
  • 暴落時に感情的にならないこと
  • 途中でやめないこと

がとても重要です。

最初の数年で結果が出なくても焦る必要はありません。
時間を味方につけながら、コツコツ資産形成を続けていきましょう。

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