新NISAの投資先として、NASDAQ100やFANG+といった米国ハイテク株に注目が集まっています。
実際、ここ数年の高いリターンもあり、ランキングでも上位に入ります。
私も一度は投資候補として検討しました。
ただ最終的には選びませんでした。
リターンだけを見れば、NASDAQ100やFANG+は非常に魅力的です。
ただ私は、「暴落しても積み立てを続けられるか」を重視しました。
本記事では、私がNASDAQ100やFANG+を選ばなかった理由を整理します。
SBI証券投資信託ランキングで見るNASDAQ100・FANG+の人気
SBI証券の投資信託ランキング(2026年)を見ると、NASDAQ100やFANG+は常に上位に並ぶ人気商品です。
AIブームや米国テック企業の成長もあり、近年は特に資金が集まっています。
- オルカン(全世界株式)
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
▼まずは、それぞれの特徴をざっくり整理します。
- オルカン
-
日本・欧米・新興国など、世界中の株式へ分散投資
- S&P500
-
米国の主要な大型企業500社
- NASDAQ100
-
ナスダック市場に上場する主要約100社
- FANG+
-
Amazon・Apple・Microsoft・Googleなどの米国大型テック10社
リターンも高く魅力的で、一度は投資候補として検討しました。
でも私には向いていないと判断しました。
その理由について、次から書いていきます。
私がNASDAQ100やFANG+に投資しない理由
NASDAQ100やFANG+には魅力もありますが、それでも私はこれらに投資していません。
理由は大きく分けて4つあります。
値動きが大きい
NASDAQ100やFANG+は、上昇局面では非常に大きなリターンが期待できる一方で、下落局面の値動きもかなり大きいです。
例えばNASDAQ100は、過去にはITバブル崩壊時に80%以上下落。
直近でも2022年には30%以上下落する場面がありました。
FANG+も同様に、45〜50%下落するような局面がありました。
私の場合、こうした大きな値動きがあると、冷静でいられる自信がありません。
暴落時に不安になって売ってしまえば、長期投資の意味がなくなります。
長期で淡々と続けるためには、「精神的に安定して持ち続けられるか」が重要だと考えています。
30年後の勝者を予想する自信がない
NASDAQ100やFANG+は、現在の米国ハイテク企業を中心とした構成になっています。
ただ、30年後も現在の企業が主役であり続けるとは限りません
もちろん、今後も米国ハイテク企業が成長する可能性は高いと思っています。
ただ、その成長に集中投資する覚悟を、自分は持てませんでした。
逓減の影響も受けやすい
値動きが大きい資産は、平均リターンが高くても、実際の資産成長が安定しにくい場合があります。
例えば、100万円が50%下落すると50万円になります。
その後50%上昇しても75万円です。
元には戻りません。
これを逓減(ていげん)効果と呼びます。
簡単に言うと「大きく上下するほど、資産の伸び方は安定しにくい」というイメージです。
私はこのようなブレの大きい投資は好みではありません。
老後の切り崩しやリバランスをシンプルにしたい
投資は資産形成の期間だけでなく、その後の取り崩し期まで続きます。
特に老後になると、資産管理や出口戦略も重要になります。
投資商品が複雑になるほど、リバランスや管理の手間も増えますし、判断の負担も大きくなります。
年齢を重ねると、複雑な資産管理や頻繁な判断が負担になる可能性もあります。
できるだけシンプルに管理できる状態にしておきたいです。
資産形成は仕組みで続ける
将来に向けて、資産形成はしっかり進めていきたいと考えています。
でも私は、企業の将来性を調べたり、相場を読んだりは向いていないと割り切りました。
そのため、「どの銘柄を選ぶか」を頑張るよりも、「どう続けるか」を重視するようになりました。
具体的には、
- 長期で持てること
- 幅広く分散されていること
- 積立で淡々と続けられること
- できるだけシンプルであること
こうした条件を満たす投資の方が、自分には合っていると感じています。
結果として、私はオルカンを選びました。
資産形成は「仕組み」で続けるものだと考えています。
私にとって大切なのは、高いリターンを狙うことよりも
「途中でやめないこと」
「無理なく続けられること」
を優先しました。
さいごに|オルカンを淡々と積み立てていく
NASDAQ100やFANG+には、高い成長性や魅力があります。
実際、これまでの実績を見ても、多くの投資家を惹きつけている理由はよく分かります。
一方で私は、「どの銘柄が今後も勝ち続けるのか」を考え続けたり、値動きに一喜一憂したりする投資スタイルは、自分には合っていないと感じました。
資産形成は、できるだけ長く続けることが大切だと考えています。
そのためには、難しい判断を減らし、できるだけシンプルな仕組みにしておくことが重要だと思っています。
特別なことはせず、世界経済全体の成長をゆっくり取り込みながら、時間を味方につけていく考え方です。
大きく勝つことより、途中で退場しないこと。
今はそれを一番大切にしています。
