新NISAを始められない人へ|よくある5つの不安を解説

新NISA始められない5つの理由

「新NISAが気になるけど、なかなか始められない」

その不安はあなただけではありません。
私自身も同じことで悩み、なかなか最初の一歩を踏み出せませんでした

  • 損をしたくない
  • タイミングが分からない
  • 何を買えばいいか分からない
  • もっと勉強してから始めたい
  • 投資に回すお金がない

この記事では、新NISAを始められない人によくある5つの不安と、その正体について解説します。

目次

1.損したくない

投資を始められない理由として、最も多いのが「損をしたくない」です。
一生懸命働いて貯めたお金ですから、減らしたくないと思うのは当然です。

私も同じです。

もし、今後働いて貯められるお金だけで、老後資金や教育費など将来必要になるお金を十分に準備できるのであれば、無理に投資を始めませんでした。

しかし私の場合は違いました。
家計を見直し、節約をして、できる限り貯蓄を増やしても、将来必要になるお金には届きそうにありませんでした。
そこで投資をする決心をしました。

私は損したくない気持ちより、将来お金が足りなくなるリスクの方が怖かったです。

私が投資を始めた経緯を書いています。

インデックス投資は世界経済の成長に乗る投資手法

投資にはさまざまな方法がありますが、私が選んだのはインデックス投資でした。
インデックス投資について、もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。

インデックス投資は、市場全体の平均的な成績を目指す投資手法です。

「平均」と聞くと、たいしたことない感じですが、
実際は、多くのプロの運用会社でさえ市場平均を上回り続けることは簡単ではありません

S&P社のSPIVAレポートによると、米国大型株では15年間で約90%のアクティブファンドがS&P500に負けています。

大前提として、世界経済は長期的に成長してきました。
例えばNYダウを見ると、暴落を繰り返しながらも100年以上にわたり上昇しています。

NYダウ100年チャート
引用:Macrotrends ダウ・ジョーンズ – 100年間チャート

1929年の世界大恐慌や、2008年のリーマンショックなど大暴落がおきています。
それでも長期で見れば回復し、その後さらに高値を更新しています。

インデックス投資とは

インデックス投資は、暴落を避ける投資ではありません。
世界経済の成長に賭ける投資です。


ただ、ここで多くの人が次の疑問を持ちます。
「それなら始めたいけど、今は高値なのでは?」
「もっと良いタイミングがあるのでは?」

次は、多くの人を悩ませる「タイミングが分からない」という不安について考えてみましょう。

2.タイミングが分からない

インデックス投資は最適なタイミングを当てるものではなく、市場に居続ける投資です。

日経平均は7万円を超え、S&P500も史上最高値を更新しているので

「投資を始めたいけど、今は高値なのでは?」

そう考えて始められない人も多いと思います。

実際、私も投資を始める前は同じことを考えていました。

  • せっかく投資をするなら安いときに買いたい。
  • 暴落後に始めたい。

残念ながらプロの投資家や経済学者でさえ、いつ暴落が来るのか分かりません。

毎年「暴落が来る!」って言っている方もいます。


もちろん、これから暴落が来る可能性もあります。
しかし、投資を始めるタイミングを待っている間も、世界経済は成長を続けています。

私たちには未来は分かりません。
だから私は、タイミングを予想することよりも、毎月コツコツ積み立てることを選びました。

毎月積み立てる方法をドルコスト平均法と言います。

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、毎月決まった金額を投資する方法です。

投資に慣れている人や、まとまった資金を持っている人であれば、一括投資の方が期待リターンは高いという考え方もあります。

しかし、投資を始めたばかりの人には、積立投資(ドルコスト平均法)にも大きなメリットがあります。
それは心理的な負担を小さくできることです。

例えば毎月5万円積み立てているとします。
相場が20%下落した場合、一括投資をしていた人は資産が大きく減ってしまいます。

しかし積立投資であれば、その月の5万円は20%安く買うことができます。
もちろん保有している資産は下落します。

それでも「安く買えている」と思えるため、心理的な負担は和らぎます。

私のように最初からまとまった資金を用意できない人は、毎月の給料から積み立てていくことになります。
そのため結果的にドルコスト平均法になります。

投資を始めたばかりの頃は、利益を最大化することよりも、下落しても続けられる仕組みを作ることの方が重要だと考えています。

3.何を買えばいいか分からない

投資を始めようと思っても、「結局何を買えばいいの?」という壁にぶつかります。

SNSを見ると「オルカン」「S&P500」以外にも様々な商品が紹介されています。
「結局どれが正解なの?」と迷ってしまいます。

でも実際は、銘柄選びよりも実際に始めてみることの方が大切です。

100点満点の商品を探すより、及第点の「オルカン」か「S&P500」を選び、100円でも良いので投資を始めてみる。

資産が増えたり減ったりした経験を通じて、投資がどういうものなのか少しずつ分かるようになってきます。
自分に合った投資先が分かるようになってきます。

オルカン世界中の企業に幅広く投資する商品
S&P500アメリカを代表する約500社に投資する商品

どちらも低コストの優れた投資先です。
もちろん将来どちらが良い成績になるかは誰にも分かりません。


私は実際にオルカンとS&P500の間で何度も迷い、フラフラしてきました。
そして最終的にオルカンに落ち着いています。

だからこそ、資産選びで悩み続けるより
まずは「小さく始めて経験を積む」方が資産形成にはプラスになると考えています。

4.もっと勉強してから始めたい

「投資は難しそうだから、もっと勉強してから始めたい」

そう考える人も多いと思います。

私も本やブログで情報収集をしました。
今はYouTubeなど、無料でも質の高い情報を得ることができます。

そうすると「もっと良い情報があるのではないか」と、つい調べ続けてしまいます。

「損したくない」
「何を買えばいいか分からない」
という不安も重なり、なかなか最初の一歩が踏み出せなくなります。

しかし、勉強だけでは分からないこともあります。
実際に投資を始めてみないと、自分がどれくらいの値動きに耐えられるのか分からないからです。


私も投資を始める前は下落にビクビクして、毎日のように資産額を確認していました。
買った翌日にマイナスになって落ち込んだこともあります。
投資初心者に良くあることだと思います。

もちろん今でも下落は気持ちの良いものではありません。
それでも続けるうちに、「安く買えた!」と思えるようになりました。

自分は1%の下落でも不安になるのか。
それとも5%、10%下がっても平気なのか。


こうした感覚は、実際に経験してみないと分かりません。
そして、その感覚が自分のリスク許容度となり、投資先を選ぶ判断材料になります。

最初から大きな金額を投資する必要はありません。
100円や1,000円など、無理のない範囲で十分です。

まずはやってみて、経験しながら学んでいく。
私はその方が、勉強だけを続けるよりも効率的だと考えています。

勉強不足が投資を始めない理由になってはもったいないです。

5.投資に回すお金がない

「投資した方が良いのは分かるけど、お金がない」

そう感じる人も多いと思います。

私が投資を始めた頃の手取りは約23万円。
妻も子育てのため仕事をセーブしており、投資に回せるお金が最初からあったわけではありません。

そこでまず取り組んだのが、家計の把握です。
毎月何にお金を使っているのかを整理しました。

すると、本当に必要な支出と、なんとなく払い続けている支出が見えてきます。
支出を見直すうえで、比較的手を付けやすいのが固定費です。

  • 本当に必要な支出か?
  • プランを変更しても問題ないか?

一つひとつ確認していきました。
我が家で意識したのは、「生活の質を下げないこと」です。

我慢して節約するのではなく、満足度に影響しない支出を見直しました。
その考え方で、生命保険医療保険スマホ代などの固定費を見直しました。

家計見直しの具体的な内容は別記事にまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください。

その結果、固定費の見直しと児童手当を合わせて、毎月約5万円を投資に回せるようになりました。

大切なのは、金額の大小ではなく「今の家計でいくら作れるか」を考えることです。

資産形成では、投資額だけでなく投資期間も重要になります。

だからこそ私は、「お金に余裕ができたら始める」ではなく、「投資資金を作りながら始める」という考え方をおすすめします。

早く始めた人ほど、複利の力を長く使うことができます。
投資に回すお金がないと感じている方は、まず家計を見直し、投資資金を作るところから始めてください。

さいごに

新NISAを始められない理由として5つを紹介しました。

  • 損したくない
  • タイミングが分からない
  • 何を買えばいいか分からない
  • もっと勉強してから始めたい
  • 投資に回すお金がない

どれも私自身が悩んだことです。

投資を始める前は、
「損したらどうしよう」
「もっと勉強してからの方が良いのではないか」
「何を買えば良いのか」
と考えていました。

しかし振り返ると、投資を始められなかった原因は知識不足ではなく、不安だったように思います。


もちろん投資に絶対はありません。
これからも暴落は起こるでしょう。
オルカンとS&P500のどちらが良い結果になるかも分かりません。

それでも、世界経済が長期的に成長すると信じるのであれば、あとは市場に参加して成長の波に乗っちゃいましょう。

完璧なタイミングを待つ必要も、100点満点の商品を探す必要もありません。
まずは小さく始めてみる。
そして経験しながら学んでいく。

その積み重ねが、将来の資産形成につながると私は考えています。

新NISAは、投資で得られた利益を非課税にし、資産形成を後押しする制度です。

将来のお金の不安を少しでも減らすために、私も毎月コツコツ積み立てています。
この記事が、あなたの最初の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

新NISAを始めたいけど、具体的な手順が分からない方はこちらの記事で解説しています。

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